教員一覧・FD活動 TEACHER, FACULTY DEVELOPMENT
教員一覧
看護学科専任教員
基礎看護学
看護学の基礎となる理論や知識を学ぶ分野です。実践的な技術のみならず、臨床現場での患者様との向き合い方など、看護師として備えるべき姿勢も養います。
成人看護学
職場や家庭で中心的役割を担う成人期の人を対象とした看護について学修します。成人期の健康障害について学ぶだけでなく、生活習慣や個人の価値観などを尊重した看護実践が求められる分野です。
老年看護学
高齢者特有の病気や障害について理解し、対象者一人ひとりが自分らしく健やかに過ごすための看護を考えます。人生の集大成を迎えた高齢者に対する、適切な関わり方も学びます。
小児看護学
幅広い年齢の子どもを対象に、成長や発達、健康増進のために必要な知識を学ぶとともに、保護者への育児や養育のサポートなど、子どもの権利を尊重するための実践技術を学修します。
母性看護学
妊娠や出産、育児期間における母子の健康状態や、思春期、更年期の心と身体の変化など、女性の一生を通じた健康維持・増進、疾病予防を目的とした看護を学びます。
精神看護学
心の問題や健康障害を持った人が、自分らしさを回復し、健やかな社会生活を取り戻すための治療や生活支援を考えます。健康レベルや発達段階に応じた看護的アプローチを学びます。
専門基礎
専攻科(母子看護学専攻)専任教員
【担当科目】
助産学概論、乳幼児保健学、助産管理、母子看護研究Ⅰ、母子看護研究Ⅱ、
分娩期の助産診断・技術学、地域母子保健実習、助産管理実習
【担当科目】
妊娠期の助産診断・技術学、周産期援助実習、
分娩期援助実習、新生児援助実習、地域母子保健実習
【担当科目】
産褥期の助産診断・技術学、周産期援助実習、
分娩期援助実習、新生児援助実習
【担当科目】
新生児期の助産診断・技術学、周産期援助実習、
分娩期援助実習、新生児援助実習
FD(Faculty Development)活動
本学科では、個々の教職員が、教育や学生支援の内容や方法の改善および向上のために、情報や意見を交換できる場を設け、相互に理解し、協力しあいながら成長できるようFD(Faculty Development)活動に取り組んでいます。
FDの目的
教員の教育能力(看護者、教育者、研究者、社会人としての能力)の質を向上させる。
FD活動の目標
- 自己の看護教育能力を見つめることができる。
- 自己の看護教育能力の評価(看護者、教育者、研究者、社会人としての能力)ができる。
- 自己の看護教育能力の向上に向けた行動ができる。
FD活動の目標の変遷
平成18年度
看護教育課程を理解し、本学の教育理念・目的・目標を理解する。また、看護教育の卒業時の特性と本学の卒業時の特徴を対比させて理解するとともに、本学の各科目の目標とその設定理由を記述できる。
平成19年度
昨年度に引き続き他者の授業参観を継続し、自己の課題(看護者,教育者,研究者,社会人としての能力)に基づき、教育能力の向上に向けた行動ができる。
平成20年度
「教育課程」を理解した上で、本学の教育理念、教育目的・目標と自己の教授方法との関連性を理解する。さらに研修会等に参加したり、他の授業を参観し、自己の教授方法を評価でき課題を明確にできる。
平成21年度
本学の卒業時の特性を意識した年次毎の到達目標を明確にし、教育内容を精選できる。
平成22・23年度
SD活動の目標・グループ目標に準ずる。
平成24~26年度
これまでの教育活動を考察することにより、自己の教育能力の向上にむけて新たな発想で活動できる。
平成27~28年度
教育活動を考察し、自己の教育能力の向上に向けて活動する。
平成29年度
自己の看護教育能力を様々な視点から見つめることができる。
平成30年度
自己の看護教育能力を様々な視点から見つめ、教育能力の向上に向け行動できる。
平成31(令和元)年度
看護教育能力を様々な視点から見つめ、見えた課題の解決に向けて組織で取り組み、自己の教育能力向上につなげることができる。
令和2年度
昨年度に引き続き、看護教育能力を様々な視点から見つめ、見えた課題の解決に向けて組織で取り組み、自己の教育能力向上につなげることができる。
令和3年度
(1)授業内容・方法を見直し、改善する。(2)学生の学修成果を向上させる。
FD活動の開催(年12回程度)
- A.課題解決に向けた組織での取り組み
- B.研究懇話会(年2回教員4名話題提供を行う)
①上記の活動に対し常に各自で問題意識を持って学習したうえで、活動企画に参加する。
②講義、グループまたは全体ディスカッションを行う。
令和4年度(2022年度)の活動内容
A.課題解決に向けた組織での取り組み
「テーマ①LMSの効果的な活用」全4回
2020年度から本学ではオンライン授業のプラットフォームとなるWebClass(Learning Management System:LMS)を導入し、状況に応じてオンライン授業を選択し、学生の学びを支援をしています。教員各自がその活用を模索して様々な失敗や効果を経験してきました。2022年度はLMSを活用した学習支援の振り返りをし、効果的な活用を探っています
- 【担当講師】小池啓子
- 【実施内容】”LMSと授業設計”講義、事例紹介、事例検討、活動自己点検とアクションプラン評価
- 【実施方法】オンラインツールでの事前準備、評価、アクションプラン作成・評価、集合ワーク4回
「テーマ②学生の継続指導」全5回
学生の学びを支えることを目的に、学習環境、学習支援方法について定期的に情報共有と改善策の話し合いをしています。
- 【進行】FD企画委員
- 【実施内容】情報共有、ディスカッション
- 【実施方法】集合ワーク
B.研究懇話会
各教員が興味関心のある事項、取り組んでいる研究、社会貢献などについて情報提供および情報交換をする機会としています。
2022年度情報提供者
- 浅見多紀子「授業に対する学生の意見・要望 教務委員アンケートのまとめ」
- 今野葉月「自己学習を促す授業方法に向けた取り組み」
- 北田良子「小児看護の視点で見る学生支援」
- 霜田敏子「子どもの権利に関する諸々の話題」
専攻科のFD(Faculty Development)活動について
本学専攻科では、教員が授業内容・方法を改善し、向上させるための取り組みとして下記を計画・実践しています。
- 授業評価アンケートの結果評価(含/学習態度、学習内容の自己評価)や各科目のGPAより次年度の授業計画の見直し・修正
学生にとって難易度の高い科目の状況を把握し、次年度の教育内容と方法の検討を行っています。
- 助産教育課程の専任教員の為の研修会の開催(若しくは研修会への参加)
全国助産師教育協議会が開催する研修会へ毎年参加し、専攻科内で意見交換会を実施しています。近年では、コロナ禍の助産教育、プレコンセプションケア等、国内の動向に応じた内容の研修に参加しています。
- 教員相互の授業参観の実施
助産診断・技術学の講義や演習に相互参観し、助産過程の学習指導に統一性が図れるようにしています。
- 新任教員のための演習・実習(教育方法と評価)の評価・検討
教育者として、大学の理念、教育目標を理解し、専攻科の教育目標を到達できるように一貫した教育活動を計画し、教育実践できるように先輩教員が新任教員の授業計画を指導しています。近年は、助産診断・技術学(演習)、助産学実習の授業展開(含カンファレンス指導案)について研鑽しています。
榎本 佑美
Yumi Enomoto
学位 | 学士(看護学) |
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研究テーマ | 授業研究 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 基礎看護学領域の教員で、看護技術の修得過程の自己評価の向上について共同研究を行っている。 ・所属学会 日本応用心理学会、日本看護シミュレーションラーニング学会 ・教育 基礎看護学 2015年から担当 |
書籍・学術論文 | 1.霜田敏子,宮﨑素子,清水百子,榎本佑美 「社会活動」開講13年間の授業検討と改正カリキュラムに向けての課題,埼玉医科大学短期大学紀要2022;33.37-50. |
教員MESSAGE
基礎看護学では、基本的な看護に必要な知識・技術・態度を学習していきます。その中で看護を行うことには、根拠が必要になります。「なんでなんだろう?」という疑問を持つことが自分を大きく成長させてくれると思います。看護が楽しいと思えるよう一緒に学習を深めていきましょう。
今野 葉月
Hazuki Konno
学位 | 修士(人間学) |
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研究テーマ | 看護技術教育、看護師のキャリア開発 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 基礎看護学領域の教員で、看護技術の修得過程の自己評価の向上について共同研究を行っている。 ・所属学会 日本看護科学学会,日本看護学教育学会,日本看護診断学会,日本看護管理学会,日本応用心理学会. ・教育 基礎看護学 1992年から担当 ・社会貢献活動 埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会 2011年から担当 埼玉医科大学認定看護管理者教育課程ファーストレベル 2014年から担当 |
書籍・学術論文 | 1.今野葉月.腹圧性尿失禁、切迫性尿失禁、慢性機能性便秘、消化管運動機能障害.古橋洋子編著.イラスト看護診断.初版.東京:医学書院;2021:34-81. 2.今野葉月,宮﨑素子,小池啓子,蒲生澄美子, 所ミヨ子.看護学生の看護技術修得過程におけるメタ認知の特徴-血圧測定に焦点をあてて-,埼玉医科大学短期大学紀要2020;31:65-73. |
教員MESSAGE
看護の考え方や実践方法を学ぶ科目の担当に当たって、皆さんにお願いがあります。専門用語に早く慣れ、自分で調べる癖をつけましょう。看護技術は反復練習しましょう。そして、「人」を大切にする心を育てましょう。「自分の行動がどんな影響を周りの人に及ぼすか」考えてよい人間関係つくりに努めましょう。「人」を癒すことができるのは「人」です。「この人に看護してほしい」と思ってもらえる看護師を一緒に目指しましょう。
蒲生 澄美子
Sumiko Gamou
学位 | 修士(教育) |
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研究テーマ | 看護技術教育方法 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 基礎看護学領域で「メタ認知」「グループ学習」など技術習得に関するテーマを中心に検討している。 ・教育 本学の基礎看護領域で主に看護技術習得に関する科目を担当。 ・社会貢献活動 埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会で「実習指導案作成の実際」(演習)を担当し、基礎看護実習指導案の作成を指導。 |
書籍・学術論文 | 1.蒲生澄美子.学習スキルと看護実践能力評価,藤田主一・古屋 健ほか編集.応用心理学ハンドブック 第10章 看護・医療と応用心理学. p.510-511.2022. 2.今野葉月,宮﨑素子,小池啓子,蒲生澄美子.看護学生の看護技術習得過程におけるメタ認知の特徴―血圧測定に焦点をあてて―.埼玉医科大学短期大学紀要31巻:65~73,2020. 3.蒲生澄美子,佐藤智彦,三田地真実.看護基礎教育におけるグループ学習の実態と指導方法の検討.第25回大学教育研究フォーラム.2019.3.23.京都. |
教員MESSAGE
看護に興味・関心を持っていただけるように工夫しながら授業を行いたいと思っております。が、努力中です。好き・嫌いにかかわらず、勉強(学習)は大切で必要ですから、一緒に頑張りましょう!
宮﨑 素子
Motoko Miyazaki
学位 | 学士(看護学) |
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研究テーマ | 看護技術、学習スキル |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 所属学会:日本看護技術学会、日本看護学教育学会、日本応用心理学会 ・教育 基礎看護学領域で、2002年より基礎看護技術教育を主に担当 |
書籍・学術論文 | 1)看護学生の看護技術修得のための学習スキル因子. 宮﨑素子,蒲生澄美子,玉木ミヨ子ほか,埼玉医科大学短期大学紀要18:23-35,2007 2)「看護技術」「生活技術」の構成要素-寝衣交換の技術―. 宮﨑素子,玉木ミヨ子,今野葉月ほか,埼玉医科大学短期大学紀要21: 15-25, 2009 3)学ぶ・活かす・共有する 看護ケアの根拠と技術.村中陽子 玉木ミヨ子 川西千恵美編著. 第3版.東京:医歯薬出版;2019:91-94. (一部執筆) |
教員MESSAGE
看護技術は「看」の字に含まれる「手」と「目」を主に使い、対象の人に援助する際に欠かすことができないことです。入学した学生の「手」と「目」が、看護をする者の「手」つきと「目」つきになることを目指して教員をしています。対象に伝わる質の高い看護技術を一緒に追究していきましょう。
清水 百子
Momoko Shimizu
学位 | 修士(看護) |
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研究テーマ | 看護教育、看護管理 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・教育 基礎看護学 2018年より担当 ・所属学会 日本看護科学学会 日本健康医学会 日本保健福祉学会 日本看護研究学会 日本応用心理学会 ・社会貢献活動 埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会 2021年から担当 |
書籍・学術論文 |
教員MESSAGE
看護は奥深いです。一緒に考えていきたいですね。
海野 文子
Fumiko Umino
学位 | 修士(小児看護学) |
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研究テーマ | 小児在宅看護、重症心身障害児、在宅看護 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・教育 2014年度より埼玉医科大学短期大学看護学科 在宅看護担当 ・所属学会 日本看護協会、埼玉県看護協会、日本看護科学学会、日本在宅看護学会、日本在宅ケア学会 ・その他 ACPファシリテータ |
書籍・学術論文 | ・重症心身障害児の母親が就労する契機と就労に至るまでのプロセス.2018.4.修士論文 ・看護学生が訪問看護実習前に抱く困難感と実習中の困難感に対する対応.2021.埼玉医科大学短期大学紀要 |
教員MESSAGE
地域・在宅看護は、元気な時もそうでないときもあらゆる状況の人々が対象になります。また、地域・在宅看護は人々の心身だけでなく、生活環境や地域についても働きかけていくことのできる分野だと考えています。「患者さん」という視点だけでなく、対象の一生に関われる、専門職として成長できるよう一緒に学習していきましょう。
小池 啓子
Keiko Koike
学位 | 学士(看護学) 修士(教授システム学) |
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研究テーマ | ICTを活用した看護学教育の授業設計、中堅看護師の行動変容を支援するキャリアラダー活用型研修設計、インストラクショナルデザイン |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 キャリアラダーを活用する院内研修設計と実践、LMSを活用した訪問看護実習のデザイン 他 ・教育 埼玉県内看護専門学校専任教員を経て2015年より現職。地域・在宅看護学担当。 看護教員対象授業設計支援、オンライン授業設計支援 講習会・研修講師 他 ・所属学会 日本看護学教育学会、日本看護管理学会、日本教育工学会、日本医療教授システム学会、日本看護シミュレーションラーニング学会 ・その他 e-Learning マネージャー, e-Learning エキスパート, ラーニングデザイナー(eLC認定 e-Learning Professional) 熊本大学教授システム学研究センター連携研究員(一般). 2020.4~2023.3 |
書籍・学術論文 | <論文> ・小池啓子. LMSを活用した訪問看護実習のデザインと学生の学び.神戸看護学会誌 5(1) 29-36 2021年9月 ・小池啓子. キャリアラダーを活用する院内研修設計と 実践のポイント ~中規模病院における中堅看護師に焦点を当てて .隔月刊誌看護部長通信2021年2・3月号. 特集2 時代に対応し,次代を創る 看護師キャリア開発システムの 見直し・運用 ~JANラダー+自院に合わせたカスタマイズ, コンピテンシーほか. 日総研出版 2021年2月 <書籍> ・看護師国家試験対策ブック ここは絶対〇をとる!看護師国家試験頻出ポイント まるカン2023 . まるカン編集委員会 (担当:分担執筆, 範囲:2章1節 3章2節). 式会社メディカ出版 2022年7月 ・看護ケアの根拠と技術 : 学ぶ・試す・調べる . 村中, 陽子, 玉木, ミヨ子, 川西, 千恵美 (担当:分担執筆, 範囲:環境調整). 医歯薬出版 2013年3月 |
教員MESSAGE
地域・在宅看護学を担当しています。看護を必要としている人は、医療施設で治療や療養する人々だけでなく、地域でくらす人々も含みます。身体の構造や機能、傷病の学びに加え、人の生活と価値観を大切にできる、コーディネートできる看護職を時代が求めています。一緒に学びましょう!
久保 かほる
Kaoru Kubo
学位 | 修士(心身健康科学) |
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研究テーマ | 授業評価、心身ストレス、生活習慣 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 シミュレーション教育による学生の学びについて、継続して成人看護学の教員で取り組んでいる。 ・教育 成人看護学;成人看護概論、成人看護Ⅰ(慢性期看護)、成人看護Ⅲ(がん看護)、成人看護技術,看護学セミナー(成人看護)、看護管理 ・所属学会 日本看護学教育学会,日本看護研究学会 ・所属協会 日本看護協会 ・社会貢献活動 埼玉医科大学中堅看護師研修「看護研究の実際」;2014年から現在まで研究指導担当 埼玉医科大学総合医療センター看護師研修「小論文の書き方」;2012年~2019年講義担当 埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会「実習指導の評価」;2011年から現在まで継続 |
書籍・学術論文 | 直近 ・杉本真弓,秋山千恵子,久保かほる,浅見多紀子,鈴木夕岐子.慢性期看護実習におけるシミュレーション学習を実践した学生の自己評価の実態と今後の課題.埼玉医科大学短期大学紀要2023;34: ・小柳雅美,鈴木夕岐子,杉本真弓,秋山千恵子,浅見多紀子,久保かほる.コロナ禍における成人看護実習の実習目標に沿った学生の学び.埼玉医科大学短期大学紀要,2022;33:15-28. ・秋山千恵子,佐藤奈穂美,秋山佑紀,鈴木夕岐子,浅見多紀子,久保かほる.成人看護演習に関する研究の動向と課題.埼玉医科大学短期大学紀要,2021;32:25-46. ・久保かほる.生活習慣、生活習慣病、健康習慣の健康教育に関する文献から見えた今後の課題.埼玉医科大学短期大学紀要,2019;30:41-57. ・佐藤奈穂美,浅見多紀子,久保かほる,鈴木妙,秋山千恵子,鈴木夕岐子.複数患者受け持ち実習・技術演習の効果-卒業生へのアンケートから-埼玉医科大学短期大学紀要,2017;28:39-58. ・鈴木妙,久保かほる,秋山佑紀.指導者につっこまれない行動計画の立て方・発表のしかた.プチナース,2016;25(12):27-39. ・鈴木妙,久保かほる,浅見多紀子,柴﨑いづみ,秋山千恵子,鈴木夕岐子,金子吉美,向井直子,小田恵理.今どきの看護学生を育てる成人看護実習指導者マニュアル,1版.日総研出版.2007. |
教員MESSAGE
看護の対象は、あらゆる場に生活する人々(生活者)です。 成人看護学は、その生活者の中でも、成人になる準備期間である青年期に始まり、老年を迎える準備期間の向老期までの約50年間の成人期にある人を対象にした看護を学びます。 学生の皆さんやご家族の方々がこの時期ですので、身近な人と照らし合わせ、成人期の特徴を理解して看護に結びつけてほしいと思います。
浅見 多紀子
Takiko Azami
学位 | 修士(心身健康科学) |
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研究テーマ | 看護教育、教育評価、メンタルヘルス |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 成人看護学領域の教員で、シミュレーション教育による学生の学びについて共同研究に取り組んでいる。 ・教育 成人看護Ⅱ(周手術期看護)、成人看護Ⅲ(がん看護)、成人看護技術、看護学セミナー(成人看護)、成人看護技術Ⅱ、災害・救急看護、成人看護実習Ⅰ・Ⅱ、総合実習 ・所属学会 日本看護学教育学会、日本看護研究学会 |
書籍・学術論文 | 1)杉本真弓,秋山千恵子,久保かほる,浅見多紀子,鈴木夕岐子.慢性期看護実習におけるシミュレーション学習を実践し た学生の自己評価の実態と今後の課題.埼玉医科大学短期大学紀要2023;34: 2)小柳雅美,鈴木夕岐子,杉本真弓,秋山千恵子,浅見多紀子,久保かほる.コロナ禍における成人看護実習の実習目標に 沿った学生の学び.埼玉医科大学短期大学紀要,2022;33:15-28. 3)秋山千恵子,佐藤奈穂美,秋山佑紀,鈴木夕岐子,浅見多紀子,久保かほる.成人看護演習に関する研究の動向と課題.埼玉 医科大学短期大学紀要,2021;32:25-46. |
教員MESSAGE
成人看護学の急性期看護を主に担当しています。自分や自分の家族が病気になったり、事故にあったりしたときに身体や心理がどのように変化し、それが社会生活にどのように影響するのか、それらの状況から回復に向けてどのような看護を実践するのかを一緒に考えていきましょう。
秋山 千恵子
Chieko Akiyama
学位 | 修士(心身健康科学) |
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研究テーマ | 成人看護学、看護教育、教育評価 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・所属学会 日本看護研究学会、日本看護学教育学会 |
書籍・学術論文 | 1)秋山千恵子.看護学生のストレス対処能力と健康行動との関連.埼玉医科大学短期大学紀要,2020;31:1-17. 2)秋山千恵子,佐藤菜穂美,秋山佑紀,鈴木夕岐子,浅見多紀子,久保かほる.成人看護演習に関する研究の動向と課題.埼玉医科大学短期大学紀要,2021;32:25-46. 3)小柳雅美,鈴木夕岐子,杉本真弓,秋山千恵子,浅見多紀子,久保かほる.コロナ禍における成人看護実習の実習目標に沿った学生の学び.埼玉医科大学短期大学紀要,2022;33:15-28. |
教員MESSAGE
短期大学では短期間で多くのことを学ばなければならず、時にはくじけそうになることがあると思います。私たち教員が充実した学校生活を送れるようにサポートしますので、看護師という夢の実現に向けて頑張って下さい。
鈴木 夕岐子
Yukiko Suzuki
学位 | 修士(心身健康科学) |
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研究テーマ | 看護技術教育、看護に活かす情意的領域の暗黙知 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 成人看護学領域の教員で、シミュレーション教育による学生の学びについて共同研究に取り組んでいる。 ・教育 成人看護Ⅰ(慢性期看護)、成人看護Ⅲ(がん看護)、成人看護技術、看護学セミナー(成人看護)、成人看護技術Ⅱ、国際医療福祉事情、成人看護実習Ⅰ・Ⅱ、総合実習 ・所属学会 日本看護学教育学会、日本看護研究学会 |
書籍・学術論文 | 1)杉本真弓,秋山千恵子,久保かほる,浅見多紀子,鈴木夕岐子.慢性期看護実習におけるシミュレーション学習を実践した学生の自己評価の実態と今後の課題.埼玉医科大学短期大学紀要2023;34: 2)小柳雅美,鈴木夕岐子,杉本真弓,秋山千恵子,浅見多紀子,久保かほる.コロナ禍における成人看護実習の実習目標に沿った学生の学び.埼玉医科大学短期大学紀要,2022;33:15-28. 3)秋山千恵子,佐藤奈穂美,秋山佑紀,鈴木夕岐子,浅見多紀子,久保かほる.成人看護演習に関する研究の動向と課題.埼玉医科大学短期大学紀要,2021;32:25-46. |
教員MESSAGE
みなさんが患者だったら、「注射が上手だけど冷たい態度の看護師」と「優しいけど注射がひどく下手な看護師」だったらどちらがいいですか。どちらも兼ね備えている看護師がいいですよね。どちらも兼ね備えた看護師になるために授業によって学問を習う「学習」だけでなく、「学修」ができるようにサポートしていきたいと思っています。学校行事への参加や委員会活動、ボランティア活動は人間力を磨く絶好の機会です。
杉本 真弓
Mayumi Sugimoto
学位 | 準学士 |
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研究テーマ | 成人看護学、看護教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・所属学会 日本看護学教育学会 |
書籍・学術論文 | ・小柳雅美,鈴木夕岐子,杉本真弓,秋山千恵子,浅見多紀子,久保かほる.コロナ禍における成人看護実習の実習目標に沿った学生の学び,埼玉医科大学短期大学紀要,2022,33,15-28. |
教員MESSAGE
成人看護学は、青年期から壮年期まで幅広い層の人やその家族を対象としています。そして急性期から慢性期まで様々な時期を学習していきます。そのため、くじけそうになる時もあるかもしれませんが、看護師になるというみなさんの夢をサポートしていきますので、一緒に学習していきましょう。
小野 真央
Mao Ono
学位 | 短期大学士 |
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研究テーマ | 授業研究 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・教育 2021年度より埼玉医科大学短期大学看護学科 成人看護担当 ・所属学会 日本看護教育学会 |
書籍・学術論文 | ・新任教員が授業リフレクションを行って得られた気づきと次の授業実践への手がかり.2022.埼玉医科大学短期大学紀要 |
教員MESSAGE
成人期は幅広い年代が対象となります。成人期にある対象の発達課題や健康課題を理解し、健康回復に必要な看護を実践するための方法を学習し実践する力を一緒に学びましょう。
瀧山 文恵
Fumie Takiyama
学位 | 修士(看護学) |
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研究テーマ | 老年看護、認知症ケアに関する研究、看護教育に関する研究 |
研究・教育・社会貢献活動 | 埼玉医科大学職員キャリアアップセンター看護学生実習指導者講習会講師 日本高齢者虐待防止学会選挙管理委員長 社会福祉法人藤和会特別養護老人ホーム四季の郷上尾(評議員) ・所属学会 日本老年看護学会,日本看護科学学会,日本高齢者虐待防止学会,日本認知症ケア学会 |
書籍・学術論文 | <論文> ・瀧山文恵,持田奈穂美,平良朝子:義歯を装着した高齢者の口腔ケア実践における学生の学び-口腔ケアモデルによる体験学習と臨地実習での実践-,埼玉医科大学短期大学紀要2020.31.55-63. <書籍> ・岩沢純子,瀧山文恵,石久保雅浩:運動器、神経・筋,大腿骨頸部骨折の看護プロセス.山田幸宏他.疾患別看護過程セミナー下巻第1版.東京:(株)サイオ出版;2018:76-89. |
教員MESSAGE
老年看護学を担当している瀧山です。老年看護は老年期にある方々の長くてかけがえのないライフストーリーに触れることのできる魅力ある看護です。また老年看護を学ぶことは自分の未来を考えることにもつながります。人生の先輩である高齢者が最期まで住み慣れた場所で自分らしく過ごすために看護として何ができるのか、ぜひ一緒に学び考えてみましょう。
荒川 みひろ
Mihiro Arakawa
学位 | 修士(人間科学) |
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研究テーマ | 看護教育、老年看護 |
研究・教育・社会貢献活動 | 埼玉医科大学看護学生実習指導者講習会(2022年8月) |
書籍・学術論文 |
教員MESSAGE
超高齢社会にある今、老年看護学は非常に需要の高い学問です。臨地実習において、高齢者を受け持つ機会も多く、どこにいっても役立ちます。老年看護学では高齢者のもてる力を大切にし、看護を展開していく方法を学習します。高齢者の力強さを実感し、ともに考える看護が実践できるよう、一緒に学んでいきましょう。
霜田 敏子
Toshiko Shimoda
学位 | 修士(児童学) |
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研究テーマ | 小児のフィジカルアセスメント(VS測定含)教育、小児看護とユーモア・スキル |
研究・教育・社会貢献活動 | ・担当科目 小児看護概論, 小児看護, 看護学セミナー(小児看護), 社会人基礎Ⅱ(ボランティア活動)など ・所属学会 日本小児看護学会, 日本看護科学学会, 日本小児保健協会, 日本笑い学会 ・社会貢献活動 幼児を対象とした手洗い出前講座(1~2回/年) |
書籍・学術論文 | ・杉山智江, 霜田敏子, 小林八代枝. ネフローゼ症候群・看護プロセス.山田幸広他著.疾患別看護過程セミナー下巻.第1版. 東京; サイオ出版; 2018. 28-45 ・霜田敏子, 永野真弓, 加藤久栄. 小児バイタルサイン測定プログラムの再考-実技試験の教員評価と学生自己評価の比較-. 埼玉医科大学短期大学紀要. 第29巻.2018.25-37 ・霜田敏子,加藤久栄,布施好朗. 看護学生の「子どもの権利の尊重」に関する認識と実践. 埼玉医科大学短期大学紀要. 第31巻. 2020. 75-86 ・霜田敏子, 布施好朗. PDCAサイクル活用による「小児看護Ⅰ」の授業検討-2020年度遠隔授業の振り返りと今後の課題-. 埼玉医科大学短期大学紀要. 第32巻. 2021.1-13 ・霜田敏子, 宮崎素子, 清水百子, 榎本佑美. 「社会活動」開講13年間の授業検討と改正カリキュラムに向けての課題. 埼玉医科大学短期大学紀要.第33巻. 2022.37-50 |
教員MESSAGE
現代の子ども達より一足先に生まれた学生の皆さん、私達大人世代も含め、子ども達の先輩として、実行したいこと。生活リズムを整えて、階段使って歩いて、朝食を摂り、おやつはほどほどに…生活習慣病予防!毎日の習慣が自律した学習者の第一歩です。そして、スマイルとユーモア・スキルでコミュニケーション力を磨き「ちょっと面白くて頼りになるナース」を極めましょう!
北田 良子
Yoshiko Kitada
学位 | |
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研究テーマ | 看護基礎教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・教育 看護専門学校専任教員を経て2021年より現職。小児看護学担当。 ・所属学会 日本小児看護学会 |
書籍・学術論文 |
教員MESSAGE
小児看護学は、健康な子どもと病気や障害をもちながら生活している子ども、全ての子どもを対象にしています。また、看護を学ぶ皆さんが唯一経験しているのも子どもの時期です。自分の子ども時代を思い出しながら、子どもと家族の持てる力を引き出す支援について、一緒に学びましょう。
持田 奈穂美
Naomi Mochida
学位 | 学士(看護学) |
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研究テーマ | エンドオブライフケア、看護教育、VR |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 エンドオブライフケア、VRを活用した看護教育に関する研究等 ・所属学会 日本老年看護学会、高齢者虐待防止学会 ・その他 ACPiece研修会.ファシリテーター、医療・福祉サービス事業者サポート機構.人生会議(ACP)ファシリテーター |
書籍・学術論文 | ・持田奈穂美,瀧山文恵,平良朝子:看護学生がバーチャルリアリティ認知症体験をとおして得た認知症者の理解,埼玉医科大学短期大学紀要2022.33.1-13. ・瀧山文恵,持田奈穂美,平良朝子:義歯を装着した高齢者の口腔ケア実践における学生の学び-口腔ケアモデルによる体験学習と臨地実習での実践-,埼玉医科大学短期大学紀要2020.31.55-63. |
教員MESSAGE
高齢化が進む中、老年看護を学ぶことは看護実践だけでなく日常生活にも大いに役立ちます。高齢者が生きてきた軌跡を大切に、最期まで全うできる人生を支える看護について考えてきましょう。高齢者とともに歩み、支える看護について学べるよう皆さんをサポートしていきます。
布施 好朗
Yoshiaki Fuse
学位 | 短期大学士 |
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研究テーマ | 臨地実習マネジメント、小児看護学 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 小児看護学実習で学生が子ども・家族に感じた不安 ・教育 2017年度より埼玉医科大学短期大学に着任。小児看護学担当。 |
書籍・学術論文 | ・霜田敏子,布施好朗.PDCAサイクル活用による「小児看護Ⅰ」の授業検討-2020年度遠隔授業の振り返りと今後の課題-.埼玉医科大学短期大学紀要.2021.32.1-14. ・布施好朗.小児看護実習で学生が子ども・家族に感じた不安に対する指導方法に関する国内文献検討.埼玉医科大学短期大学紀要.2020.31.45-54. ・加藤久栄,霜田敏子,布施好朗.入院児のバイタルサイン測定において看護学生が捉えた子どもの反応および課題-実習記録からの分析-.埼玉医科大学短期大学紀要.2019.30.59-72. |
教員MESSAGE
小児看護学を担当しています。対象となる子どもは成長しながら、多くのことを身につけていきます。子どもの状況に合わせて看護を子どもと一緒にやる楽しさが小児看護にはあります。ぜひ、一緒に学びましょう。
石川 裕貴
Yuki Ishikawa
学位 | 学士(看護学) 修士(助産学) |
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研究テーマ | 冷え、三陰交、シミュレーション教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究活動 石川裕貴,内田貴峰,一花詩子.「分娩期の看護」にシミュレーション教育を取り入れた学習方法の検討.第59回日本母性衛生学会学術集会.2018.10.19-20.新潟. 石川裕貴,内田貴峰,一花詩子 . 分娩期の演習にシミュレーション教育を用いることでの母性看護実習への効果 . 第60回日本母性衛生学会学術集会. 2019.10.11. ヒルトン東京ベイ. 石川裕貴,米山万里枝.三陰交への円皮鍼灸による刺激が成人女性の冷えに対する症状緩和の効果の測定.第63回日本母性衛生学会学術集会.2022.9.9-10.神戸. 石川裕貴,内田貴峰.母性看護学演習「妊婦の健康診査」にシミュレーション教育を取り入れた学習方法の実践報告.第4回日本看護シミュレーション学会学術集会.2023.2.18.明石 ・所属学会 日本母性衛生学会. 日本看護シミュレーションラーニング学会. ・社会貢献活動 助産師相談.越生町子育て世代包括支援センター.育児期の母親とその家族を対象(2018年~) 令和4年度東京医療保健大学大学院医療保健学研究科公開講座.2022.7.3. |
書籍・学術論文 | ・石川裕貴,内田貴峰,一花詩子. 「産婦の看護」にシミュレーション教育を取り入れた学習方法の検討. 埼玉医科大学短期大学紀要 2020 ; 31. ・石川裕貴,山口智.冷え症に対する三陰交刺激に関連した文献検討.埼玉医科大学短期大学紀要 2022;33. |
教員MESSAGE
周産期はもとより、幼児期、思春期、更年期、老年期に至るまで女性のための支援を一緒に考えてみませんか?看護師・助産師・鍼師・灸師の国家資格を取得しており、女性のライフサイクルと冷えとの関連性や三陰交ツボ刺激の効果をテーマに研究活動を行っています。将来看護師国家資格にプラスした資格取得をお考えの方、ご相談にのります!
勝久 淳
Atsushi Katsuhisa
学位 | 修士(看護学) |
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研究テーマ | 精神科病棟における合併症看護について |
研究・教育・社会貢献活動 | ・所属学会 日本精神保健看護学会、日本看護学教育学会、日本精神科看護協会 |
書籍・学術論文 | 「精神科病棟における身体合併症看護について」 |
教員MESSAGE
心が病気になるってどういことでしょうか。心の状態を色や形として表現することができたとしても、心の傷が目に見ることはありません。その心の傷に看護を必要としている人がいます。また、心の看護は精神を病んだ人だけのものではありません。身体の病いでも心は疲弊していきます。精神科病棟がある大学病院の看護学校で、心の看護について一緒に学んでいきましょう。
渡邉 あゆみ
Ayumi Watanabe
学位 | 学士(行動科学) |
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研究テーマ | プロセスレコードによる自己省察 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・所属学会 日本精神保健看護学会 東京大学 大学総合教育研究センター主催「インタラクティブ・ティーチング」アカデミー:2019年修了 熊本公開講座「インストラクショナルデザイン 入門編」:2022年修了 |
書籍・学術論文 | 1)堀順子,渡邊あゆみ.精神障害という「みえない障害」とともに生活している人を理解するための教育方法の検討—授業終了後の感想文の内容分析—.埼玉医科大学短期大学紀要.2016,27,13-18. 2)渡邊あゆみ.精神看護実習における看護学生の自己省察時の視点 ―プロセスレコードとインタビューを活用して―:埼玉医科大学短期大学紀要. 2021,32,47-55 |
教員MESSAGE
日本の医療は世界と比較して最先端の技術とサービスを誇っています。しかし、精神医療・看護の分野では未だ発展途上という現実を知っていますか?いったいなぜ精神分野だけ世界から大きな後れを取っているのでしょうか。その原因を一緒に考えていきましょう。また、近年増加傾向にある精神障害者の生きづらさの根本は何か、その支援として何が求められているのか学んでいきましょう。
稲井 洋子
Yoko Inai
学位 | 修士(文学 教育学専攻) |
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研究テーマ | 教育評価、教育方法論、性の健康(性教育、思春期、月経、性感染症)、周産期ケア 等 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 学内の主な研究 :助産過程学習と分娩介助技術修得状況に関する調査、助産師学生の性行動に関する調査 学外の主な研究 :助産診断名開発に関連した調査 ・教育 学内の担当科目:助産学概論、健康教育、母子看護学研究、分娩期の助産診断・技術額、地域母子保健学Ⅱ、助産管理、助産管理実習 学外の担当: 独立行政法人国立病院機構 横浜医療センター附属横浜看護学校 〔女性生殖器看護〕 公益社団法人 地域医療振興協会 さいたま看護専門学校 〔母性看護学概論〕 日本助産診断実践学会 〔助産診断名の開発/分娩期の診断名ワーキング〕 ・社会貢献活動 北本市 :マタニティセミナー講師 (継続中) 三芳町 :人権教育「大切な命」 2020年.2021年.2022年. 所属学会 :日本母子看護学会(理事)、日本助産診断実践学会(常任理事)、埼玉県母性衛生学会(理事)、日本分娩監視研究会(常任幹事)、日本生殖心理学会(評議委員) |
書籍・学術論文 | <書籍> 1) マタニティ診断ガイドブック〔第6版〕分娩期のマタニティ診断担当.日本助産診断実践研究会編集.東京:医学書院.; 2020:65-114. 2) 実践マタニティ診断〔第5版〕分娩期のマタニティ診断担当.日本助産診断実践研究会編集.東京:医学書院.;2020:95-158. 3) 助産師ものがたり(部分執筆). 東京:クオリティケア; 2020:13-15. 27-28. 100-101. <論文> 1) 稲井洋子,北川典子. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍における助産学実習の実践報告~分娩介助実習の例数確保に向けた取り組み~.埼玉医科大学短期大学紀要. 2022;34:・-・. 2) 北川典子,稲井洋子. コロナ禍における地域母子保健実習の実践報告.埼玉医科大学短期大学紀要. 2022;34:・-・. 3) 岩崎和代,濱崎真由美,稲井 洋子,斎藤 益子.日本における分娩期のマタニティ診断と主なる提案と課題.日本助産診断実践学会誌. 2021;3(2):45-51. 4) 稲井 洋子. 不妊治療後に分娩するケース受け持ち時の課題~助産師学生のインタビュー調査より~. 日本生殖心理学会誌. 2020;6(2):32-38. 5) 稲井 洋子,斎藤 益子.助産師学生の性行動に関する授業の実践報告.埼玉医科大学短期大学紀要. 2020;32:〔69-83〕 6) 弓削美鈴,稲井洋子. ピアカウンセリング活動は自己効力感を高めるのか. 日本生殖心理学会誌. 2019;5(2):6-12. 7) 稲井洋子.教育現場からみた助産学実習の現状と問題点~本学の実習状況に焦点をあてて~.埼玉医科大学短期大学紀要 2019;30:17-22. 8) 稲井洋子. 本学専攻科における分娩介助実習の実態調査~17年前と比較して~.埼玉医科大学短期大学紀要 2019;30:33-40. 9) 稲井洋子,北川典子.助産師学生の家族計画・受胎調節指導への思い~褥婦を対象とした保健指導学習の展開から~.日本生殖心理学会.2018;4(1):16-21. 10) 稲井洋子,弓削美鈴.看護学生および助産師学生の性意識と性行動. 日本生殖心理学会. 2017; 3(2):16-22. 11) 弓削美鈴,稲井洋子. 性の健康意識尺度作成の試み. 日本生殖心理学会. 2017;3(2):23-27. 12) 稲井洋子. 女性としての働き方に関する意識調査の一考察 ~助産師学生の卒業時調査から見えたこと~. 性とこころ 2017; 8(2): 168-174. 13) 渡辺悦子,稲井洋子. 保育士と助産師の子育て支援における連携に関する検討~養成機関における教科書の分析より~.横浜女子短期大学紀要.2016;31:55-65. |
教員MESSAGE
専攻科(母子看護学専攻)では看護学教育で培った知識と技術をもとに、女性と家族の健康支援・母と子の健康支援について、更に専門的に学習します。入学後は看護学の学習のふり返りに加え、1年後の助産師国家資格取得に向けて随時自己評価をしながら学習できるようにスケジュールしています。また学外の研究会や学会に参加できる機会も設けています。妊娠・出産・育児が安全で満足できるものとなるよう、女性と家族の健康について知見を広げ、助産師として地域貢献できる実践力を身につけましょう。
北川 典子
Noriko Kitagawa
学位 | 学士(教養) |
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研究テーマ | 助産学、性の健康、健康教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | ・所属学会 日本助産学会、日本母性衛生学会、日本助産診断実践学会、日本母子看護学会、日本生殖心理学会 |
書籍・学術論文 | 1)北川典子,稲井洋子. コロナ禍における地域母子保健実習の実践報告.埼玉医科大学短期大学紀要. 2022;34: 2) 稲井洋子,北川典子. 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)禍における助産学実習の実践報告 ~分娩介助実習の例数確保に向けた取り組み~.埼玉医科大学短期大学紀要. 2022;34: 3)稲井洋子,北川典子.助産師学生の家族計画・受胎調節指導への思い~褥婦を対象とした保健指導学習の展開から~.日本生殖心理学会. 2018;4(1):16-21. |
教員MESSAGE
助産師は、女性のライフサイクルのどの時期にも関わり、性の健康や生命の誕生について深く学び、女性やその家族に対しアプローチするプロフエッショナルな仕事です。助産師になるための講義や演習・実習の中で、共に学び・語り合い、人としても成長していきましょう。
岡部 史恵
Fumie Okabe
学位 | 準学士 |
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研究テーマ | 産褥期の教育方法と教育効果について |
研究・教育・社会貢献活動 | なし |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
助産師は、一人の女性の妊娠から出産、育児に至るまでトータルサポートする専門職です。
新たな命の誕生に直接立ち会うだけでなく、妊娠期や産褥期、新生児のケアなど様々な分野を担っています。
1年間の学びの中で、助産師として広い視野で物事を捉え判断し行動でき、母子とその家族に寄り添うことのできる助産師になるために、
ぜひ本学でいっしょに学んでいきましょう。
髙橋 紗耶香
Sayaka Takahashi
学位 | 短期大学士 |
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研究テーマ | 産後ケア |
研究・教育・社会貢献活動 | 〔研究〕 ・院内の研究:乳房ケアを習得するための取り組み |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
助産師が働く場は、とてもやりがいの感じられるところばかりです。
ぜひ一緒に学び、たくさんの女性を応援していきましょう。
八幡 真由美
Mayumi Yahata
学位 | 短期大学士 |
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研究テーマ | 看護における実践研究 |
研究・教育・社会貢献活動 | なし |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
2023年4月より着任しました。3月までは、川越市にあります埼玉医科大学総合医療センターで14年臨床を積みました。教員としては1年生。学生の皆さんと一緒に学びながら、看護師の魅力を伝えて行きたいと思っています。宜しくお願いします。
倉田 暢子
Nobuko Kurata
学位 | 短期大学士 |
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研究テーマ | 看護技術教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | なし |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
看護は奥が深いです。「なんでだろう?」と興味を持ち、「そうだったんだ!」と理解をして楽しみながら知識や技術を身にを付けていきましょう。また、人と関わりをもって、対人スキルも向上していけるといいですね。一緒に知識や態度、たくさんのことをを学びましょう。
池田 梨紗
Risa Ikeda
学位 | |
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研究テーマ | |
研究・教育・社会貢献活動 | なし |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
地域・在宅看護学を担当しています。少子高齢化が進み、地域・在宅は注目されている分野で、生活する人達や家族を理解し、暮らしを支えていくことが看護師の重要な役割にもなってきています。一緒に地域や在宅で生活する人に必要な看護について学習していきましょう。
田中 顕治
Kenji Tanaka
学位 | 学士(人間総合科学) |
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研究テーマ | 成人看護学、教育学 |
研究・教育・社会貢献活動 | <看護研究実績>(埼玉医科大学病院在籍中) 2012年 夜勤業務満足度調査による夜勤業務負担軽減への取り組み (看護師の意識調査を通して) 2019年 NST介入患者の看護記録の充実への取り組み <救急領域認定証> 2022年8月24日更新:BLS 2015年2月3日:ALS 2019年3月10日:ICLS |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
成人領域は青年期から老年期と幅広く、多くのことを学ばなければならない領域となります。私は17年間、成人領域の看護師として働いてきましたが、大変な中でも患者さんの「ありがとう」という言葉で、長い間働くことができました。皆さんも患者さんに感謝される看護師になっていただきたいと思いますので、時には辛いこともあると思いますが、一緒に学習していきましょう。
大角地 久美子
Kumiko Okakuchi
学位 | 学士(看護学) 修士(社会福祉学) |
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研究テーマ | 母性看護学 親役割獲得、地域における母子の孤立予防、妊娠・出産包括事業(ネウボラ) |
研究・教育・社会貢献活動 | ・研究 少子社会の中で、親役割獲得を促すための支援の1つとして、地域社会における開業助産師の存在や開業助産所が母親および家族の居場所として必要と考え、利用者からのインタビューを基に質的研究を行った。また、虐待が減少しない現状において、妊娠を契機とした女性および母子の孤立に至るプロセスと支援について考察した。今後、父親の虐待も増加していることから、育児期にある父親を対象とした健康支援へのアプローチを研究課題としている。さらに地域母子包括事業(ネウボラ)の有効活用法と併せて、地域における母子およびその家族へのよりよい支援を明らかにすることを研究テーマとしたい。 ・教育 非常勤講師、看護教育・助産師教育を経て令和5年より着任 ・社会貢献活動 母子保健ケアマネージャー、新生児訪問等,食育講座(NPO子ども文化ステーション2006年)、性教育講座ほか |
書籍・学術論文 | 「産む気」を育てる産前教育について~「胎児の骨盤内通過」に焦点をあてた学習より~埼玉県母性衛生学会 学術集会 2005.5 「親となることにおける助産師・開業助産所の役割」東洋大学大学院 2018.1 |
教員MESSAGE
母性領域では、現代社会の妊産褥婦とその家族を中心に、多くの視点が持てるような授業展開を考えています。また臨地実習では、少子化に伴う分娩件数の減少により、母性実習が厳しい状況にある中で、系列の実習施設に恵まれ、実際のお母さんと赤ちゃんとの関わりや分娩見学を通して、学びを深められています。これからの有意義な3年間を一緒に頑張りましょう。本学の先生方はとても優しく、丁寧な指導でみなさんの夢を応援します。
山下 智子
Tomoko Yamashita
学位 | |
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研究テーマ | シミュレーション教育、看護教育 |
研究・教育・社会貢献活動 | なし |
書籍・学術論文 | なし |
教員MESSAGE
母性看護というと妊娠・出産・産後というイメージがありますが、女性のライフサイクル各期にある対象やその家族への看護が必要となります。他の領域とのつながりも多くあり、様々な関連性をもって知識を深めることができます。私自身、臨床にて看護師を経験後、埼玉医科大学短期大学 専攻科母子看護学専攻に入学し助産師資格を取得いたしました。その経験を踏まえて、看護師になる夢の応援とともに、助産師への道を希望する学生へも助産師の魅力を伝えていきたいと思っています。一緒に学べることを楽しみにしております。
脇本 直樹
Naoki Wakimoto
学位 | 医学博士 |
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研究テーマ | 血液内科学、悪性リンパ腫の診断と治療、蛋白分画分析 |
研究・教育・社会貢献活動 | 昭和63年3月 防衛医科大学校卒業 平成12年10月 埼玉医科大学第一内科助手 平成16年4月 埼玉医科大学第一内科講師 平成17年10月~平成19年9月 米国留学 (シーダーズ・サイナイ医療センター客員研究員) 平成22年2月 埼玉医科大学血液内科准教授 令和4年4月 埼玉医科大学短期大学教授、埼玉医科大学血液内科客員教授 |
書籍・学術論文 | [書籍] 脇本直樹著 血液疾患もどき 鑑別診断帖 令和4年3月 メジカルビュー [原著論文] Wakimoto N, et al. Combined analysis of differentiation inhibitory factor nm23-H1 and nm23-H2 as prognostic factors in acute myeloid leukemia. Brit J Cancer 1998;77:2298-2303. Wakimoto N, et al. Histone deacetylase inhibitor, suberoylanilide hydroxamic acid (Vorinostat, SAHA) profoundly inhibits the growth of human pancreatic cancer cells. Int J Cancer 2007;121:656-665. Wakimoto N, et al. Cucurbitacin B has a potent antiproliferative effect on breast cancer cells in vitro and in vivo. Cancer Science. 2008;99:1793-1797. Wakimoto N, et al. Nonsteroidal anti-inflammatory drugs suppress glioma via 15-hydroxyprostaglandin dehydrogenase. Cancer Res 2008;68:6978-6986. |
教員MESSAGE
師曰く、「患者に寄り添うこととは、即ち、己を捨て、人生の全てを捧げること也。」と。家庭を作らず、暇さえあれば病院にいて、四六時中患者のために勉強し診療すること、これこそが「患者に寄り添う医療」ならば、私には無理。自分にできる範囲のことをしよう。